ずみの微妙な難病

(精神的に)具合がよろしくない時によく書く。

2018-01-01から1年間の記事一覧

13年前の今日。

難病戦記のスピンオフとして書く。 鬱が始まった日。 当時、大学を卒業し、新卒でとあるIT企業にSEとして就職していた。毎日、毎日、死にたいと思っていた。 その職を選んだのは何となくホリエモンな世界観への憧れがあったのと、車の運転や転勤がしたくなか…

話は前後するが、リツキサンをぶち込む少し前、例の骨髄採血をもう一度行っていた。しかも、腰の骨は何も取れなかったから胸骨からとの事。内側に心臓やら何やら色々ある骨なんでマジで怖かったけど、何とか乗り切り、検査用の血液も少しではあるが、取れた…

リツキサン。

奇跡の薬の効果は凄まじかった。 まず、血が止まった。これは体内で血小板に無差別テロを起こしている免疫機能をぶち殺しまくるというステロイドの働きによるものだった。すると、ほぼ一ヶ月、口から食べ物を補給できなかったのがジュースが飲めるようになっ…

死とおばあちゃん。

へへ、イタチの最後っ屁ってやつだ。これでおらはもう鼻くそほじる力も残ってねえってことだ。(孫悟空)をリアルに体験するとは思わなかった。 身動き一つとれず、ひたすら点滴、点滴、点滴。吐血、吐血、吐血。の日々。酒飲み先生の肝いりの薬。ガンマグロ…

パーフェクト病人。

新生児期を除けば初の入院。体調は最悪だったが気分はイベント感によって高揚していた。酒飲み先生曰く、一週間で出られるとの事。よし!一週間仕事やんなくて良い。ラッキー位の感想だった。 入院棟は綺麗な建物。二階の四人部屋。カーテンは閉じ切ってあっ…

入院前夜。

先生の指示でまずは国に難病治療費の補助の申請をする。どうやら多額の治療費がかかるようだ。これがまた、色々と面倒くさかったが何とかこなす。 診断後、まずはピロリ菌の検査を行った。 因果関係は不明だが、ピロリ菌を除菌するとITPが寛解するという人が…

暗い廊下の先に。

紹介状を手に総合病院へ。 照明が暗い廊下を進み、血液内科の先生の元へ。男性。多分40代後半くらい。酒飲みな雰囲気な先生だった。赤ら顔が似合いそうな。 どうやら骨髄採血という検査が必要なようだ。腰の骨に太い針をぶっ刺して、出来立てホヤホヤの血…

これは、加齢?

ITPと診断される2年ほど前からだ。だいたい2月くらいに胃の調子が悪くなるようになったのは。痛いでもなく、気持ちが悪いでもなく、物が食べれなくなるのだ。おまけに便が真っ黒になる。(キモい!ごめんなさい。) 当時、朝だいたい4時くらいから夜の8時く…

そもそも。

なんでこんなタイトルか。 それは、私が突発性血小板減少性紫斑病というクソ長い上に、よく分からない難病を患っており、どうやら一生付き合っていかなきゃならないらしいのでこういうタイトルにしました。長いので以後、英語の略称(ITP)とする。 もともと…

ずみという人間。

はじめまして。ずみと申します。三十路。男性。代々続くパン屋勤務。初対面の人に名前以外でお伝えするのはこんな感じです。色々あって、わーーーっ!となったのでブログ始めました。わざわざいらっしゃった方がおりましたら以後よろしくお付き合いください…

ずみという人間。

はじめまして。ずみと申します。三十路。男性。代々続くパン屋勤務。初対面の人に名前以外でお伝えするのはこんな感じです。