ずみの微妙な難病

(精神的に)具合がよろしくない時によく書く。

入院前夜。

先生の指示でまずは国に難病治療費の補助の申請をする。どうやら多額の治療費がかかるようだ。これがまた、色々と面倒くさかったが何とかこなす。

診断後、まずはピロリ菌の検査を行った。

因果関係は不明だが、ピロリ菌を除菌するとITPが寛解するという人が多いからとの事。

しかし、ピロリ菌はいなかった。という事を思いっきり無念な顔して伝えるのはやめていただきたい。一応、良かったじゃんか!

次は、飲み薬を毎日飲んでみよう!との事。

レパレード。という薬。こいつがバカ高い薬で、一錠だいたい三千円!それを1日2回。2錠づつ!!なるほど、補助がなけりゃ経済的に死ぬ。

しかし、こうかはないようだ。ポケモンで相性が悪い相手に攻撃しているが如く全く効果は出ず、血小板の値は絶望的な数値を診断のたび更新していく、、、。

そして、その年の8月後半。いよいよ身体に自覚症状が出てきた。足はぶつけてもいないのにアザだらけ。怪我をしても血が止まらない。口の中の粘膜から出血し始め物が食べはるなくなり、胃でも出血が起こっているようで、胸のあたりがキリキリ痛むようになった。

2016年9月4日月曜日。そんな最中の診断日。血液採血。血小板はついにほぼ0。先生は言った。入院。できませんかね?断る理由も気力も残ってはいなかった。

続く。