ずみの微妙な難病

(精神的に)具合がよろしくない時によく書く。

話は前後するが、リツキサンをぶち込む少し前、例の骨髄採血をもう一度行っていた。しかも、腰の骨は何も取れなかったから胸骨からとの事。内側に心臓やら何やら色々ある骨なんでマジで怖かったけど、何とか乗り切り、検査用の血液も少しではあるが、取れた。が、出てきたやつが少々まずかった。

抗核抗体というやつが身体にいることが分かった。こいつがいて悪さをするのが膠原病。記事を書いている現在までこいつが本格的に悪さをしていないので何とか日常生活を送れているが、悪さをしだしたら、マジでやばい事になる、、、。

とにかく、その膠原病の元がでてきたので、そいつらと血小板を食い散らかす免疫機能をまとめてぶちのめすための治療として抗がん剤を使うとの事。強力な薬なので、まだ臨床試験段階の治療法だが、成功率は高いとの事で怖かったが、書類にサインしてぶち込んでもらう事にした。

さすがに抗がん剤。今までの血液や栄養剤とは看護師さんたちの緊張感が違った。まずは、副作用の吐き気止めを飲み、それから絶対に薬剤が漏れて皮膚に触れない様にしっかりと針を固定して、24時間かけてゆっくり身体に入れていった。

点滴のペースをコントロールする機材というのがあるのだが、こいつが点滴に空気がつまったりすると警告音を出すのだが、その音がマクドナルドのポテトが揚がったのを知らせる音にそっくりで、マクドナルドでその音が聞こえると嫌な気分になる、、、。

幸い、副作用と呼べるものは毛髪が多少抜けるくらいのもので、辛さを感じる様な事は一切なかった。が、肝心の効果はまたしても全く見られなかった。さすがに、酒飲み先生にも焦りが見えてきた。いよいよ打つ手が無くなってきた、、、。

続く。